2004-01-01から1年間の記事一覧

想像力

今日は、ジョン・レノンの命日だった。 毎年、この時期なるとラジオではジョンの曲ばかりが流れる。ジョンの曲は学生時代によく聴いていたが、最近はあまり聴かなくなっていて、毎年この時期になると、そうだったなと思い出す。なんともお気軽なリスナーであ…

江戸川橋大勝軒

一橋学園にある大勝軒がけっこう好きで、むかしときどき通っていた。 ただ、基本的にはラーメンに興味があるわけでなく、並んでまで食べるものではない!と思っていて、それでもまれに並ぶこともあるのだけど、そんなときは100パーセント後悔する。それにそ…

今日のツン読(お蔵入り?)

今日のツン読は雑誌2誌 ●『Intercommunication』第51号、NTT出版 前号からだったか、デザインがかわって、分厚くなって。でもそんなに中身はかわっていないような。渋谷望氏と港千尋氏の論文が個人的には注目かな。北田暁大氏は……、相変わらず難しいねえ…

五十嵐太郎『過防備都市』(300字読書日記vol.9)

中公新書ラクレ(中央公論新社)、2004年7月、760円+税 ISBN:4121501403 最近、デザイン的に凝っているベンチをよく見かける。丸かったり、ひじ置きがついていたり、パイプ状だったり、ユニークである。 もちろんこれらは都市景観を意図したデザインではな…

国会図書館って……。

仕事で国会図書館に行ったが、久しぶりだったのでその変わり様にけっこう驚いた。入館証がわりにカードをもらうのだが、このカードが図書館内でおこなうあらゆる作業とリンクしていて、以前と比べると格段に使いやすくなっていた。例えば端末で検索してその…

道具でつくる生活

今日、青山のsempreという雑貨屋にプレゼント用の傘立てを買いにいった。傘立てを買うという経験はこれまでしたこともなく、これがなかなか難しい。プレゼントを送る相手からは、「シンプルでたくさん入るもの」という依頼があったが、それではでっかいバケ…

今日のツン読(お蔵入り?)

姜尚中/テッサ・モーリス=スズキ『デモクラシーの冒険』集英社新書、2004年 にわかテッサファンなので、つい。しかし最近、集英社新書はこの手の企画が多いね。ずいぶん新書のイメージがかわった。ちょっと注目である。

新聞メモ

昨日の「朝日新聞」夕刊にあった、ハーバマスのインタビューはよかった。でも、これからの知識人、どうすればいいんだろうね。出口なしか。

今日のメモ

飯田橋ギンレイで、映画『ホテルビーナス』を観た。予想以上におもしろかった。はじめの音楽の使い方にはセンスを感じなかったが。このての映画にけっこう弱い自分を知った。このままだとセカチューで泣ける?

ボジョレ・ヌーボー狂想曲

今朝のフジテレビ「特ダネ」を見ていたら、そのなかの「特ダネタイムス」のコーナーで韓国の受験戦争の実態が紹介されていた(詳しくはhttp://www.fujitv.co.jp/tokudane/index.html)。なんでも「スヌン試験」と呼ばれる、日本でいうセンター試験のようなも…

カブの葉と豚バラ肉の炒め物(料理メモその3)

先日のカブのシチューで残った葉っぱたち。大量にあり、捨ててしまうのはもったいないのでこれも料理することにした。 いつものならば、軽くゆでてから油揚げと醤油、鰹節などで軽く炒めるところだが、何かかわった料理はないかと考え、ひらめいたのが今回の…

衛慧『衛慧みたいにクレイジー』(300字読書日記vol.8)

泉京鹿訳 講談社、2004年10月、1600円+税 ISBN:4062120828 タイトルみたいにクレイジーな内容、というわけではない。日本では前著ということになる『上海ベイビー』も読んだが、個人的にはこちらのほうが好きである。もっとも主人公に自己投影できるわけで…

藤竹暁『都市は他人の秘密を消費する』(300字読書日記vol.7)

集英社新書(集英社)、2004年10月、700円+税 ISBN:408720264X これはないだろう、というのが正直な感想。タイトルからセキュリティやプライバシーをメディア受容の観点から読み解くのかと思いきや、全く違った(もっとも目次からわかることで、買った私が…

カブのシチュー(料理メモその2)

先日に続いて今日も料理ばなし。 実家から採れ立てのカブが届いた。大小不揃いだが立派なカブたちで、生で食べても瑞々しく、漬物用にと、塩をまぶして水を抜きをすると、みるみる(は、大げさか)水が出てくるぐらいの新鮮さ。さっそくカブのシチューをつく…

今日のツン読(お蔵入り?)

1、テッサ・モーリス=スズキ『過去は死なない―メディア・記憶・歴史』(岩波書店)

砂肝の唐揚げ(料理メモその1)

食欲の秋というわけではないが、近所のスーパーで砂肝が大変お買い得だったので購入。はじめての食材だが、最近は便利なもので、インターネットでたいがいのレシピを手に入れることができる。これでは料理本もよほどの工夫がないと売れないだろうな、なんて…

ただあきれている場合ではないのかも

小泉首相の発言 「自衛隊の活動地域が非戦闘地域」 http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20041110AT1E1000K10112004.html http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20041111k0000m010115000c.htmlいったいこれはなんだろう。いまどき子どもだって…

失うことのうつくしさ

●『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年) 監督:ソフィア・コッポラ 出演:スカーレット・ヨハンソン/ビル・マーレイ 飯田橋のギンレイホールで『ロスト・イン・トランスレーション』を観たが、いや、きれいな映画だった。スカーレット・ヨハンソ…

回路をつなぐ責任

イラクでまた人質事件があった。状況は予断を許さない。一刻も早い無事の帰還を願うばかりである。 と同時に、この事件は私たちの責任意識や問題へのスタンスのとりかたを厳しく要求されていると思う マスコミでは、あいかわらず片寄った角度から彼がイラク…

なんとか、転職

6年半いた会社を今年いっぱいで退社することになり、今月あたまから転職活動中だったが、本日無事内定をもらった。同じ業界だが扱うジャンルがこれまでとはまったく違うので基本的には一から出直しである。しかし、はじめからということは、またどうにでもな…

長山靖生『若者はなぜ「決められない」か』(300字読書日記vol.6)

ちくま新書(筑摩書房)、2003年9月、720円+税 ISBN:4480061290 身も蓋もないような、そんな話だった。 若者が決められない。社会だ、教育だ、家庭だと、いろいろと要素から、これだと決められない若者のメンタリティを解説していて、それはそれでおもしろ…

今年もキンモクセイが咲いていた

先日の台風で、庭のキンモクセイの花が散った。 オレンジ色に敷き詰められたその様子で、季節が移り変わりを知ることになった。 独特の香りがする花なので、咲いているときから気がつきそうなものだが、どういうわけかこの花は、散ってから、花が咲いていた…

酒井順子『負け犬の遠吠え』(300字読書日記vol.5)

講談社、2003年10月、1400円+税 ISBN:4062121182 人生、勝っていようが負けていようがやっぱり大差がない。読み終わってなんとも「なげやり」の結論に行き着いた。 未婚、子ナシ、30代以上を基準に女性を勝ち犬/負け犬の2つに分けるという大胆な手法に賛否…

「セキュリティ」は「安全」か?

今朝の「NHK週刊ニュース」でICチップ入りのランドセルの話を聞いた。 ニュース自体は9月27日に配信されたもので、詳細は以下のURLにある。http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/keizai/20040927/20040927i314-yol.html構造を簡単に説明すると、ランドセルに…

小指をケガして、イタタ

けさ、台所で足の小指を痛打した。 ツメが割れて流血。イタタである。 仕方ないので会社に行く前に病院に。この前、熱を出したときに行った病院で、比較的大きいのでなんとかなるだろうと思って、土砂降りのなか足を引きずりでかけたのだが、甘かった。病院…

内田樹『街場の現代思想』(300字読書日記vol.4)

NTT出版、2004年7月、1400円+税 ISBN:4757140754 タイトルがいい。難解な現代思想に「街場」という言葉をつけることで読者は、ゲンダイシソウは日常に役立つのだと感じる(と思う)。しかし実際に読むとこの期待はきっぱり裏切られる。本書は、日常をうまく…

フラットな鎌倉

今日、鎌倉を歩いた。初めは文学館のある西側から長谷寺方面へ、それから江ノ電で鎌倉に戻って北鎌倉まで。文学館周辺は高級住宅街なのか、大きく立派な建物だらけだった。ただ、ひとつひとつのスケールがでかいが統一感がなくて、それが街並みをとても皮相…

都市計画と過去

今日は住総研主催の江戸東京フォーラム「銀座の歴史と都市文化を考える」に出席した。 講師は、銀座研究で有名な岡本哲志さん。 江戸、舞台、メディア、カフェなど全部で12の視点からの銀座を読み解く視点は異色だった。とくに江戸時代の銀座の建築物が舞台…

楽しそうなことはわかった、のだが……

最近ブログを始めたばかりで、じつはよくわからん。 と思っていたところおもしろそうなイベントがあったので参加してみた。「Blog Hackers Conference 2004」がそれだが、これで少しはブログのことがわかるかと思ったが、しかし、いきなりにはあまりにも内容…

カシス・ウーロンはなぜおいしいのか?

近所の行きつけの飲み屋に行った。一緒に行った人が「カシス・ウーロン」なるものをおいしそうに飲んでいた。カシスとウーロン? そう、別名フサスグリと呼ばれる木の実で、カクテルなどに使われるカシスと、ご存じウーロン茶。いったい誰がこんなものをあわ…