2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

小指をケガして、イタタ

けさ、台所で足の小指を痛打した。 ツメが割れて流血。イタタである。 仕方ないので会社に行く前に病院に。この前、熱を出したときに行った病院で、比較的大きいのでなんとかなるだろうと思って、土砂降りのなか足を引きずりでかけたのだが、甘かった。病院…

内田樹『街場の現代思想』(300字読書日記vol.4)

NTT出版、2004年7月、1400円+税 ISBN:4757140754 タイトルがいい。難解な現代思想に「街場」という言葉をつけることで読者は、ゲンダイシソウは日常に役立つのだと感じる(と思う)。しかし実際に読むとこの期待はきっぱり裏切られる。本書は、日常をうまく…

フラットな鎌倉

今日、鎌倉を歩いた。初めは文学館のある西側から長谷寺方面へ、それから江ノ電で鎌倉に戻って北鎌倉まで。文学館周辺は高級住宅街なのか、大きく立派な建物だらけだった。ただ、ひとつひとつのスケールがでかいが統一感がなくて、それが街並みをとても皮相…

都市計画と過去

今日は住総研主催の江戸東京フォーラム「銀座の歴史と都市文化を考える」に出席した。 講師は、銀座研究で有名な岡本哲志さん。 江戸、舞台、メディア、カフェなど全部で12の視点からの銀座を読み解く視点は異色だった。とくに江戸時代の銀座の建築物が舞台…

楽しそうなことはわかった、のだが……

最近ブログを始めたばかりで、じつはよくわからん。 と思っていたところおもしろそうなイベントがあったので参加してみた。「Blog Hackers Conference 2004」がそれだが、これで少しはブログのことがわかるかと思ったが、しかし、いきなりにはあまりにも内容…

カシス・ウーロンはなぜおいしいのか?

近所の行きつけの飲み屋に行った。一緒に行った人が「カシス・ウーロン」なるものをおいしそうに飲んでいた。カシスとウーロン? そう、別名フサスグリと呼ばれる木の実で、カクテルなどに使われるカシスと、ご存じウーロン茶。いったい誰がこんなものをあわ…

四方田犬彦『ハイスクール1968』(300字読書日記vol.3)

新潮社、2004年2月、1600円+税 ISBN:4103671041 Jazzやビートルズ、「ガロ」、そしてバリ封――。1960年代末から70年代はじめにかけての日本文化を語るのに欠かせないエピソードがちりばめられた著者の自伝。 学生運動や三島の自殺など暗い時代から来るべき「…

〈世界〉の成り立ちについて

ようやく「グッバイ、レーニン!」を観た。 何をもって人は生きているといえるのか、信念とはなんだろうか、〈世界〉を成り立たせているものはなんだろうか。いろいろと考えさせられた映画だった。1つの世界が崩壊し、ベルリンの壁が壊れて、「豊か」だと創…

紙粘土、2時過ぎ

もう何年ぶりだろうか、紙粘土にひさしぶりにさわった。 それでこれがけっこう楽しい。 紙粘土で何かを作るなんてことは、おそらく小学生ごろまでだったと思うが、気がつくと時計は2時過ぎ。こんなに集中することも最近にはなかったので、妙な充実感。 粘土…

街のイメージ

今日は、六本木のランダムウォークで戸田ツトムと田中純のトークショーを聞きにいった。 デザイナーと表象分析の研究者が、「都市・イメージ・記憶」というテーマでそれぞれの領域を語るというもの。 詳しくは http://www.marugao.jp/ あまりにテーマが抽象…