2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

選挙を楽しみましょうなんて、本当にいいのですか?

めずらしく政治の話。 最近、自分のまわりで小泉首相を擁護する発言をよく耳にする。「よく頑張っている」「抵抗勢力に負けずに立ち向かう姿がいい」などなど、おおよそマスコミで語られている小泉対旧自民党という構図での、首相の評価だ。 気持ちは分かる…

日本の夏の、不可解な日

暑い日が続く。 しかし、気がつくと甲子園も準々決勝。 もう夏も終わりだな。 それにしても最近、甲子園の北日本勢には勢いがある。これはまちがいなく、地球温暖化の影響だろう。暖冬がつづく日本では、冬でも北国で野球が練習ができるようになった。われわ…

徐京植『ディアスポラ紀行』(300字読書日記vol.18)

岩波新書、2005年7月、740円+税 ISBN:4004309611

仲正昌樹『日本とドイツ二つの戦後思想』(300字読書日記vol.17)

光文社新書、2005年7月、740円+税 ISBN:433403313X日本とドイツの戦後思想の差異を、「戦争責任」「国のかたち」「マルクス主義」「ポストモダン」の4つの切り口から比較した入門書で、ドイツと日本の戦後に歩み方の違いとその背景が簡略化されながらも明…

村井正誠記念美術館

書きかけ

梅干しを干す

ここまで、一部の不具合をのぞき(致命的ではない)、おおむね順調にきた梅干し。いよいよ天日干し第1弾である。 もちろんトップバッターは、本命の瓶で漬けられている梅たち。ザルに揚げてみると、少しシソが少ないこともあって、やや薄めの色だが、形もき…

村上春樹『象の消滅』(300字読書日記vol.16)

新潮社、2005年3月、1,300円+税 ISBN:4103534168久しぶりに村上春樹の昔の小説を読んだ。1980年から91年の短篇をまとめたもので、書名では『パン屋再襲撃』『中国行きのスロウ・ボード』『TVピープル』あたりのテキストが中心になっている。至るところで…