2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

内田樹『他者と死者』(300字読書日記vol.13)

海鳥社、2004年10月、2500円+税 ISBN:4874154980ラカンとレヴィナスを同時に論じるという、とても刺激的な、というか、おいおいどこに向かうんだ、という期待をもたせてくれる1冊。買ったはいいが、なかなか決心がつかず放っておいたのだが、予想どおり難…

愛・地球博

先日の夕方と本日、1日半かけて万博をみる。 前評判はいまいちだったが、非常に多くの人出で、見たいところはほとんど見られなかった。 テーマがテーマだけに、これまでの万博のような単純な技術力の展覧会とはなかなかいかず、各国とも展示にはかなり苦労…

オープンハウス

仕事でお世話になっている建築家のオープンハウスを見学。 お金持ちの施主らしく、ホームシアターをはじめ、わりと豪華な感じがした。あまり広いとはいえない敷地だが、床のレベルを調整することで空間に多様性をもたせ、豊かに表現してあった。また、開口部…

アガリクスが可哀想…か? 「広告批評」2005年6月号

深澤直人の仕事を特集した雑誌「広告批評」の2005年6月号を読んだ。作品に好き嫌いはあるけれど、さすがに活躍しているデザイナーだけあって、含蓄のある言葉、思想があっておもしろいし、ためになる。ヒットするものにはそれだけの理由があるものだと、改め…

「谷口吉生のミュージアム」@東京オペラシティーギャラリー

東京オペラシティギャラリーで、「谷口吉生のミュージアム」展を見る。内容は、展覧会の名のとおり、MOMAをはじめ資生堂美術館や葛西臨海水族園、豊田市美術館などが、模型と写真、映像、そして一部図面で紹介されていて、コンパクトながらなかなかおもしろ…

福岡伸一『もう牛を食べても安心か』(300字読書日記vol.12)

文春新書、文芸春秋、2004年12月、720円+税 ISBN:4166604163科学ものではあるけれど新書だけあって読みやすく、やや感傷的な文章も散見するも、その効果の是非は置き、概ね害のない程度のスパイスになっている。 内容はもちろん狂牛病(ここではこう書くの…

久しぶりの味

3年ぶりかに中村橋のラーメン屋に行った。 昔、練馬に住んでいたときは会社帰りによく立ち寄ったところで、久しぶりに中村橋に行く用があったので懐かしく入店。 中村橋の駅前はすっかり変わってしまったけど、ここのラーメンは変わらず、おいしかった。 特…

風の楽天イーグルス

昨日、神宮球場で楽天―ヤクルト戦を見てきた。別に楽天が好きなわけではないが、先週仙台に遊びに行ったときに観戦できなかったので、せっかくの機会だからと、出かけることにした。 前日まで連勝していた楽天だが、さすがにセリーグトップのヤクルトから3…