2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧
●生花・新風体 花材:書きかけ
質感のある色だった。 佐伯祐三という画家について知ったのは、今回が初めてだった。30歳で夭折したその画家は、数多くの街の風景をキャンパスに残した。どれもありきたりの街の風景ばかりなのだが、なぜか立ち止まらずに入られなかった。 いちばん気になっ…
出版社:新建築社、2005年10月、1,905円+税 ISSN:1342-5447 仕事中に息抜きに「新建築」を見たのだが、今月号の表紙を飾っている内藤廣の島根立芸術文化センターはなんとも凄い。大きさ、質感、空間のボリューム、迫力と、今の時代には新鮮でもあるマッシブ…
日本橋高島屋で開催されている日本いけばな芸術展に行く。まだ生け花をはじめたばかりなので、正直どこを見ればいいのやら分からないのだが、まあ、とにかく大量の花を見れば何かを感じるだろうと出かけることにした。 ところが会場は、予想を遙かに上回る人…
淡交社、2002年4月、2,200円+税 ISBN:4473018601 家具を切り口にしモダンデザインを概観する内容の一冊になっている。取り扱われている家具がイームズやミース、アアルト、剣持勇、イサム・ノグチなど、昨今のインテリア雑誌でおなじみの人の作品ばかりなの…
昨日は、昼まで爆睡してしまった。一昨日の徹夜の疲れがとれないのだろう。歳はとりたくないものだ。もっともゆっくり寝てしまったのは外が雨だったからかもしれない。よく見ると庭のキンモクセイが少し散っていた。今年は少し遅いのか、今頃散っている。例…
●生花/自由花 花材:ツルウメ、モミジ、リンドウ、サガキク書きかけ
●生花/正風体 1種生け 花材:ホトトギス 扱い方:葉の陰陽は、上部の葉表でみる。葉の曲がりなどを見極めて構成する。矯めづらい花なので、真にはなるべくまっすぐのものをもってくるとよい、だそうだ。1種生けは、そのなの通り1種類でつくらなければい…
寒くなってきたとはいえ、まだ10月。鍋物をするのはどうかとも思ったが、よくよく考えると先週既にチゲ鍋を食べていたので、なんてことはない。とにかく今日はしゃぶしゃぶを食べた。鍋に、きのこ、豆腐、白菜、ネギ、水菜と、ほとんど水炊きの中身を入れ…
これから徹夜で校正の仕事。で、その前に最近お気に入りのいちじくのヨーグルトを食べる。 これがうまい。つぶつぶの食感がたまらないのである。 いちじくってなかなか食べないけど、これにははまっている。少し甘いのがいただけないが、疲れているときなん…
仕事の合間に久しぶりに本屋に行く。っていうか、急に谷崎潤一郎の『陰翳礼賛』が読みたくなり、買いにいく。 本屋に行くとだめである。どうしても次から次へと欲しくなってしまう。仕方ないので、「デザインの現場」と谷崎だけを買って今日はあきらめること…
角川書店、2005年7月、1,300円+税 ISBN:4048839241 文章の、その内容以上にリズムに惹き付けられることがある。この本はそんな読後感だった。普段の読んでいる頭でっかちな文章や、仕事で接しているプラグマティックな文体がどうしても受け付けられない気分…
昨日、のんびりした朝の気分を引っ張ったまま、ラクーアに出かけた。とはいえ、温泉はあまり長く浸かってられるほうでもなく、目的はどちらかといえば、タイ古式マッサージだった。以前、足裏マッサージに出かけたが揉み返しがひどく大変な目にあったが、ス…
今朝、近くのスーパーの朝市で新鮮な鰯を手に入れた。 いつのまにか高級魚になり、そのうえ住んでいる街の物価も安くはないので、気がつけばここ何年も鰯を買わずにきたのだが、あまりに美しく光っているその鰯を見て、2匹もらうことにした。 さて、食べ方…