2009-01-01から1年間の記事一覧

竹乃家@京王多摩川

お世話になった造園設計者から、 アンジェの招待券をいただき、京王多摩川まで。 夏の初めということで、春に来たときよりは花が少なく、 少し物足りないが、勢いよい緑はなかなか気持ちよい。 帰りに、近くの割烹・うなぎ屋「竹乃家」で食事。 土用の丑の日…

ちょっとピンぼけ?

最近、雑誌を見ていると、 意外とピントが甘い写真でも平気で載っている気がする。 これは大いに勇気づけられる。 だって、だとしたら たとえば、こんな写真もありかもしれない、から。 ふてくされの八兵衛

路地

通勤途中

藤井大輔「R25」のつくりかた

「R25」のつくりかた (日経プレミアシリーズ) 首都圏ではおなじみの リクルート社のフリーマガジン「R25」の 創刊メンバーの1人語る、 「R25」の誕生エピソード。 「R25」が創刊された当時は、 「無料でこの内容ならば、雑誌メディアはどうなるのか」 と考…

三崎亜記『廃墟建築士』『バスジャック』

「廃墟建築士」というタイトルに、 磯崎新を連想し、興味をおぼえ手に取る。名前は知っていたが、初めて読む作家。 非常に読みやすいが、今の時代の空気をうまくとらえており、 しっかり楽しめる内容。 全部で4篇からなるが、個人的に「廃墟建築士」と「図書…

木田元『木田元の最終講義 反哲学としての哲学』

著者じゃないけれど、 同じ作家の著作を立て続けに読むと 少しだけ理解が深まる気がする。 本書は、著者の最終講義をまとめたもの (正確に言えば、講義用のノートをもとにまとめたもの)。 講義用の文章だから、通常の哲学書よりも 読みやすいが、けっして…

野口里佳『鳥を見る』

もう何年か前に品川の原美術館で個展を観て以来、 ずっと気になる写真家の1人である野口里佳。 最近作品を観てないなあ、と思っていたら、 偶然、青山ブックセンターで 昔の作品集が面陳されていたのを見つけ、 購入。 「潜る人」「鳥を見る」「フジヤマ」の…

木田元『新人生論ノート』

「人生論」と聞いて、 すぐに思い出すのが三木清の『人生論」だが、 本書は、それとは似てもにつかない内容である。 記憶や過去、笑いといった身近なテーマを取り上げ、 筆者自身の体験をまじえて 哲学を考えるというもの。 これだけ書くと、ありきたりの哲…

ポール・オースター編『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』

昨晩深夜、オバマ新大領領の就任式をテレビで観た。 彼の演説や、それに応えてアメリカ国旗を振り続ける聴衆の姿は、 アメリカがいかに打ちのめされているのか、 そしてそんなときにあの国の人々は、 「ファナティック」といえるような 一枚の岩の団結力を発…

preta 「Key Nuts」

preta(プレタ)のピーナッツ型キーホルダー。 リサイクル可能なエコフェルで作られているが、 なによりも形がかわいいのがよい。 色は「ash」「 red」「 black」「 kuri」「 kaki」の全部で5色。 いちばんおいしそうな(?)「kaki」を購入した。 鍵は3つ…

勝間和代『起きていることはすべて正しい』

当たり前なんだけど あらためて言われると、 強い印象が残るタイトルに引かれて手にした。 内容は、これまでの勝間本をつなぐ入門書 というところだろう、たぶん。 (ほとんど勝間本を読んだことがないけど) 書かれていることは、いたってシンプル。 納得い…

再びウォーキング

痛めていた足もほぼ完治したので、 また走ろうかと。 ただし、はじめは焦らずウォーキングから。 先週末、神楽坂から市ヶ谷を通って、麹町まで 散歩。

松浦弥太郎『軽くなる生き方』

ある程度、齢を重ねれば 苦い思いや挫折の経験は それなりに溜まるものだろう。 誰だって。 それとどのくらい 「向き合える」かが 大事であることを教えてくれる。 松浦弥太郎は意志の強い人だと思う。 そして、そのような人の正論を聞くと、 ときに恥ずかし…

福岡伸一『できそこないの男たち』

男女の性染色体の違いについての話 というと高校の生物のテーマのように感じるかもしれない。 しかし本書は、前著同様、まるでドラマでも見ているかのように、 ぐんぐんと引きつられる。 氏も本書で記しているように、 「教科書的な文体」が、いかに人の 関…

Invitation特集「極上の本 極上のコーヒー」(2009 No.71)

本好き、コーヒー好き、加瀬亮好きの 家族のために購入。 読み終わると、お約束のように コーヒーが飲みたくなります(笑)。 それにしても、Invitaitonは久しぶりの購入だが、 ずいぶん様子が変わったような。Invitation (インビテーション) 2009年 02月号 …

Esquire日本版 「見せたい本棚の作り方」(vol.23No.2)

本棚とかCD棚とかの特集 ついつい買ってしまう。 で、いつものように、 「あ、この本ある!」 ってね。 でも、人の本棚は、 その人の思想の遍歴を覗くようで、 なんとなく後ろめたさもある。 黒川紀章の本棚の、 いかにも氏っぽいのが面白かった。 Esquire (…

年初の散歩

久しぶりの東京での正月。朝食にお節を食べてから、 初詣もかねて、近所を散歩。 毘沙門天はすごく混んでいたので、 工事中の赤城神社にお参り。 赤城神社は、古くて感じの良い神社だったのに、 老朽化で建て直し。 味気のない、 都会の神社になるんだろうな…