愛・地球博

イタリア館 チョコの車

先日の夕方と本日、1日半かけて万博をみる。
前評判はいまいちだったが、非常に多くの人出で、見たいところはほとんど見られなかった。
テーマがテーマだけに、これまでの万博のような単純な技術力の展覧会とはなかなかいかず、各国とも展示にはかなり苦労しているような気がした。お金がある国でも、展示物にはあまり差がなく、現在もっとも勢いのある情報技術が中心になるところが多かったように思う。「情報メディア」のイベントだったともいえるだろう。
そもそも、エコとかサステナブルとか、各国がバラバラで目指すものではないのでしようがないと言えばそれまでだが、長い時間、行列をつくって並んだのに「これだけか?」と思わされるところも少なくなかった。
逆に、あまりお金のない国は、エコなどという前に、まず自分たちの国のアピール、どこにあってどんな生活をしているのかということの展示がほとんどで、それはそれで、観光ショーみたいなところがあり面白かった。また、彼らの生活こそが非常に理にかなったエコロジーを実践していたりするのをみると、技術によって人を進化したのか、というこれまたベタな思いも沸々とわいてくる。
いずれにせよ、平日か日曜日の夕方(夕方から入場料が半額になります)に見に行くのがおすすめかも。