福岡伸一『できそこないの男たち』

男女の性染色体の違いについての話
というと高校の生物のテーマのように感じるかもしれない。
しかし本書は、前著同様、まるでドラマでも見ているかのように、
ぐんぐんと引きつられる。


氏も本書で記しているように、
「教科書的な文体」が、いかに人の
関心の芽を摘んでいるのかがよく分かる。

生物嫌い、苦手という方も楽しく読めると思う。


できそこないの男たち (光文社新書)

できそこないの男たち (光文社新書)







青山1丁目駅近くの公園の野良猫。今日は少しだけ近づけました。