生け花日記vol.1

生け花(紅葉、桔梗、小判草)

きょうからいよいよ生け花。はさみも使ったことのないずぶの素人なので、何をしていいのか分からないが、何をしても興味深い。記念すべき生涯第1作は写真のもの。ふむ、難しい。
水際の生け方や、剣山との関係、全体の空間構成などを教わる。たくさんある紅葉の葉を一枚一枚切っていくときの木の立ち現れ方の変化に、こんなに変わるものかと素直に驚いた。
自由花は、好きにつくっていいといわれるだけ逆に構成を決めるのが難しいものである。思った以上に、自分の中で自由に表現するのって苦しいものだ。かなり大げさだが、「自由からの逃走」とはこんな気持ちなのかと考えてしまった。
先生に手本に生けていただいたときの、たった一葉でのその力強さにはうならされた
基本的なルールなど、勉強することは山ほどある。

【今日の授業メモ】
(1)生花 新風体
●花材
紅葉/桔梗/小判草モントブレチア(写真は、紅葉と桔梗、小判草を使用)

●課題
1、夏の涼感表現
 ・主材を明確に、草木の姿勢、表情を生かす
 ・できるだけシンプルに数少なく
2、花材の中に主用(陰陽)の対比を見つける
 ・高低/明暗/大小/直曲/暖寒/軽重/拡縮/古今/遠近
3、自分なりの季節感を盛り込む
4、季節の花材、色、動き、形や色の組み合わせ

(2)自由花
●花材
茴香(ういきょう)/ニューサイラン/ガーベラ

●構成
・面、マッス、線
・色彩
・明るさ