かわいいって、罪よね

夜、青山でキノ・イーグル主催の映画上映会で、ロシア映画「こねこ」を観る。
最近、ロシア映画がフランス映画と同じような感覚で観られることが多い。
色使いや時間の流れが「ゲイジュツ」っぽく感じられるのだろうか。
しかし、なんだ、最近というか、あいかわらず日本の価値の基準は、「かわいい」なんだ、と改めて考えさせられる。しかし、このかわいいはくせ者。なんでもこれをつけて毒抜きされてしまうと、どうもな、と思う。世の中にはいろいろと問題ありますよーとつい小言のひとつもいいたくなる。なんて考えは、きっと「うぜえ」のだろうな。やれやれ。