雑誌「d long life design」(D&DEPARTMENT PROJECT)

1ヶ月休みなく続いた仕事もようやく終わり、きょうは放心状態。仕事も手につかず早々に帰宅することに。それでのんびり電車の中で読んだのが雑誌「d long life design」。ナガオカケンメイ氏の編集になる小冊子で、もともとフリーペーパーだったものらしい。内容はというと、もちろんデザイン誌なのだが、通常のデザイン誌のような、表層的で、宣伝・広告的な「イメージの消費バンザイ」という感じでは決してなく、デザイナー自らが自発的に世界とコミットしていくべきだという姿勢が伝わり心地よい。編集後記にある氏の「『書き手』や『デザイナー』の『自主的な視点』による『表現』『提案』が時代を変えると信じたい」という言葉には、深く感銘する。これからも期待したい雑誌である。